2017年6月29日木曜日

自由を獲得する3ステップ

日本って本当に自由ですよね。

精神的自由、
経済的自由、
人身の自由。

時の政権をどれだけ強烈に批判しても大丈夫。

ここまで表現の自由を
達成している国ってないのでは。

試しに安倍政権に対するデモ、をググってみました。

するとダラダラ批判をしているだけで
彼らの主義主張は私にはよくわかりません。

例えば、安全保障関連法や原発再稼働などの
安倍政権の政策に反対するデモ行進の
ネットニュースを引用すると

「今変えるべきなのは憲法ではなく、安倍政権」
「市民と野党が力を合わせれば政治を変えられる」
(毎日新聞より)
おっしゃる通り、市民が野党を支持すれば
政権交代できますね。

「自衛隊を派遣するな」
「最低賃金を上げろ」
「原発再稼働反対」
(毎日新聞より)

徐々にフォーカスがぶれてるような。

じゃあ、安倍政権を変えてどうする?
政治をどう変える?
がよくわかりません。

こんなデモが許されているのに
ファシスト呼ばわりなんですね。

改めて憲法を確認してみました。

日本国憲法が保障する自由は
国民の不断の努力によつて、
これを保持しなければならない。

又、国民は、これを濫用してはならないのであって、
常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

という憲法12条を読むと
私たち国民は自由を保持する努力をしてるのかな?
と疑問に感じました。

しかし不断の努力をした
ヒーローを見つけましたのでご紹介します。

そのヒーローの物語と戦後のアメリカの関与は
日本人が自由を獲得する鉄板スキームですので
最後まで読んでください。
今すぐこの下の再生ボタンをクリック

YouTubeで観たい人はこちらをクリック
http://buff.ly/2s7CgAU

「板垣死すとも自由は死せず」
という言葉は
あなたも聞いたことがあるんじゃないですか?

その板垣さんが今の自由を獲得した
ヒーローなんです。

「板垣死すとも自由は死せず」
「自由民権運動」

板垣退助さんがテストに出るとしたら
この2つでしょう

「自由民権運動」というワードは
そうそう!!と
思わず膝を叩いた方も多いはずです。

私が板垣退助について知っていたことは
この2つでした。

ところが板垣さんは
真に民衆の立場にたった政治家でして
デモっている政治家さんに
そのマインドを改めて感じてほしいです。

板垣退助は土佐藩(現在の高知県)の武士の家に生まれました。

土佐藩の武士は上士と下士という
身分が確立されていました。

一般的には下士をイジメる上士の家に生まれたのに、
弱い者いじめはしない子供だったそうです。

イジメてやろうか?

明治維新に至る時代、
土佐藩の上士としては珍しく、
武力倒幕を主張していました。

それにより中岡慎太郎の仲介で
薩摩藩の西郷隆盛・大久保利通らを紹介され、
薩土密約に至りました。

その後、戊辰戦争では土佐藩兵を率いて
甲斐・北関東・会津と転戦、
勝沼の戦いでは新選組の近藤勇などを撃退し
新政府軍の勝利に貢献しました。

会津藩を攻めた際、
徹底抗戦する会津藩士がいた一方、
領民は諸手を上げて歓迎しました。

なぜなら領民は重税で苦しみ藩を憎んでいたのです。

領民は兵士として借り出されましたが、
ほとんどの領民兵は戦わずに逃げました。

降伏した松平容保を東京に送致させる際にも、
領民たちは何の関心も示さず、
見送りにほとんど現れなかったそうです。

その状況を通して、彼は領民の協力があったから
会津を落とせたと感じました。

その体験で板垣退助は豊かで強い国家を作るには
「国民全てが平等であり、団結する必要がある」
と感じ、これが自由民権運動を志す起点となりました。

「国民全てが平等であり、団結する必要がある」

板垣は、会津藩士と領民の分断、
華族制度による国民の分断を
1つに団結させたい、と思ったのです。

だから、当時の旧自由党各派を統合して
立憲自由党を再興したり、
第2次伊藤内閣との協力の道を歩んだり。

さらには対立していた大隈重信の進歩党と
合同して憲政党を組織しました。

彼の心の奥底に「団結」があったからでしょう。

ただ、その「団結」は内紛が激しく、
4ヶ月で総辞職せざるを得なくなり、
その後、板垣は政界を引退しました。

つまり彼の理想は当時は実現せず、
戦後に花開いたといえます。

では、どうやって今の日本が
自由を獲得していったのか。

それは
「板垣らの不断の努力」と
「アメリカの圧力」です。

人や社会が自由を獲得するには
3つのステップがあります。

1)どんな自由を獲得するのか

板垣は「国民全てが平等であり、団結している」
という自由を目指しました。

何事もどんなものを獲得するのか、
それを初めに明確にしないといけません。

終わりを思い描くことから始める

2)獲得した人をみつける

いわゆるモデリング、と心理学でいわれる手法です。

何かしらの対象物をお手本に、
その動作や行動を見て、
同じような動作や行動をすることです。

戦後の日本はアメリカをモデリングしました。

3)圧力をかける

人は今の延長線上で生きたがります。

特に日本のように島国で
閉鎖的な社会だとその傾向が強まります。

それを打破するには、圧力をかけることです。

戦後の日本はGHQという
ハイプレッシャーがかかりました。

人や社会はそういった圧力をかけないと
新たなものを獲得するのは
至難の業です。


あなたも自由を獲得したいですか?

それならば、どんな自由を獲得したいか、
明確にしてください。

残るお手本、圧力はこの下のリンクから獲得できます。

・自分の心に正直に生きる。
右手人差し指でこの下のリンクをクリック
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みーやん(三浦武)

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